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大型低温重力波望远镜碍础骋搁础完成、年内にも共同観测开始へ

掲载日:2019年10月7日

 

东京大学は10月4日、国内外の共同研究机関と共に岐阜県飞騨市で建设を进めてきた大型低温重力波望远镜碍础骋搁础の完成を报告する式典を行いました。

重力波は星の爆発やブラックホールの合体など、宇宙で起きた大きな出来事によって生じる「时空のゆがみ」が波となって伝わる现象です。1世纪前にアインシュタインがその存在を予言しましたが、2015年、米国の重力波望远镜尝滨骋翱が初めて直接観测に成功し、その存在を証明しました。

KAGRAは東京大学宇宙线研究所、高エネルギー加速器研究機構並びに自然科学研究機構国立天文台を共同ホスト機関とした協力体制のもと、国内外の研究機関?大学の研究者と共同で2010年から建設が進められてきました。

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KAGRA完成式典でレーザー干渉計の運転開始ボタンを押す梶田隆章宇宙线研究所長と宮園浩平理事?副学長
 

重力波望远镜は现在、尝滨骋翱の2台と欧州痴颈谤驳辞の计3台が稼働中です。碍础骋搁础は、世界で4台目、アジア地域で初の重力波望远镜として、2019年4月に始まった尝滨骋翱と痴颈谤驳辞の1年间にわたる共同観测に年内にも参加する予定です。碍础骋搁础の参加により、宇宙における重力波の発生源のより正确な特定が可能になり、天文学を大きく前进させることが期待されます。

重力波観測研究施設のトンネル内で開催された完成記念式典では、飛騨市神岡町の延喜式内社大津神社神楽社中による神楽が披露された後、KAGRA研究代表者である梶田隆章東京大学宇宙线研究所長が建設完成について次の様に報告しました。

「プロジェクト开始から9年かけて建设してきた碍础骋搁础がついに完成しました。しかし、碍础骋搁础は完成したばかりで、今后最终的な调整をへて、国际共同観测に参加する予定です。そこでは、国际観测ネットワークとしてのアジア圏での観测拠点の役割を担っていきます。これまで、本当に多くの人の支援を得て、この日を迎えることができました。皆さまには引き続きこのプロジェクトを応援していただきたく思います」。

式典で挨拶した宫园浩平东京大学理事?副学长は、「碍础骋搁础は世界中から优れた学生と研究者が集まる场であり、东京大学として、多様な人々と协力しながらグローバルな场で活跃する『知のプロフェッショナル』の育成に贡献したい。同时に、碍础骋搁础を拠点として、今后、东京大学における物理学や天文学の教育研究をより広く深く推进していきたい」と述べました。

完成记念式典の后、会场を富山市内のホテルに移し、记者会见および尝滨骋翱、痴颈谤驳辞との研究协定调印式が行われました。会场には约40名の记者が詰めかけ、碍础骋搁础の技术的革新性や重力波天文学への贡献について多く质问がありました。

研究協定調印のため来日したLIGOのDavid Reitze研究代表者は、KAGRAの国際重力波観測ネットワーク参加を歓迎しました。

「重力波望远镜は非常に繊细なので、常に稼働することができないのです」と搁别颈迟锄别氏は述べ、碍础骋搁础の参加により、ネットワーク全体で重力波を検出し分析する能力が向上する、と语りました。

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碍础骋搁础完成式典に先立ち神楽を披露する地元飞騨市神冈町の延喜式内社大津神社神楽社中の子どもたち

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写真左から:富山市のANAクラウンプラザホテル富山で共同研究協定に調印したVirgoプロジェクト代表のJo van den Brand氏、KAGRA研究代表者の梶田隆章宇宙线研究所長、LIGOプロジェクト代表のDavid Reitze氏
 

Virgo研究代表者のJo van den Brand氏も、 KAGRAとの共同研究に期待を示し、「共同研究協定の重要な部分の一つは、知の協力です。この協定により、日本から重力波天文学に貢献するすべての研究者の力を結集することができるようになります」と述べました。

今回调印された研究协定は、科学的な协力や重力波の共同観测について定められています。尝滨骋翱と痴颈谤驳辞の间で以前缔结された协定に取って替わり、2023年9月30日まで継続されます。

岐阜県飞騨市神冈町の地下トンネル内にある大型低温重力波望远镜(碍础骋搁础)で、レーザー光线を反射するためのサファイア镜が入った防振装置をチェックするエンジニア

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